プログラムAの学生、大学院生、短期研修生等、5か国計16名の学生が茨城県立藤代高校を訪問しました。
学校の概要説明をして頂き各学生が興味深く聞き入っていました。施設見学では体育館、音楽室、図書室等を訪れました。
母国の高校と日本の高校との類似点や違いなどについて会話が弾んでいました。
授業参加では、2年生の二つのクラスに分かれて二つの授業に参加しました。
最初は高校生も大学院生もお互いに緊張した面持ちでしたが、言葉の壁も何のその、グループに分かれてからはすぐに打ち解けてあちらこちらで笑顔がはじけていました。
一つ目の授業では、高校生側から学校生活や年間行事などを英語により紹介するプレゼンがあり、留学生から部活や学校行事について質問が寄せられていました。留学生側からは各国の教育制度について写真や動画によるプレゼンが行われ、海外の高校の制服、給食、授業時間の違い等に高校生も興味津々な様子でした。
二つ目の授業では、「オーバーツーリズム」について、高校生のグループに交じり問題解決策について意見交換を行いました。舞台は京都市です。観光客の急激な増加により生活の質の低下に直面している市民、観光業従事者、政策立案者、外国人観光客、異なる立場の人々が司会者のリードでディスカッションを行い京都市の政策を提案するというシナリオです。各グループで建設的な意見と提案がなされました。国籍や言葉の壁を越えて一つの課題解決に向けた討論はまるでグローバル社会の縮図を表す様な貴重な経験となりました。
留学生も高校生と一緒にグループで昼食をとりました。日本の高校生のお弁当に感動している様子でした。
日本のアニメやドラマなどで見たことがあったのかもしれません。
午後は校長先生や英語の先生から学校経営、諸課題への対応・取組紹介などについて講義をして頂き多くの質問に答えて頂きました。
大変充実した一日を終えることが出来ました。
温かく迎えて下さった藤代高校の先生方、職員の皆様、生徒の皆様ありがとうございました。