茨城県立藤代高校訪問 (2025.11.19)

【茨城県立藤代高校で日本とアジアの後期中等教育について意見交換を実施】
2025年11月19日にプログラムAの学生が茨城県立藤代高等学校を訪問し、日本およびアジア各国における後期中等教育(高校教育)の現状と課題、そしてその改善に向けた取り組みについて、意見交換を行いました。
本活動は、多文化共修活動との連携のもと実施され、CAMPUS-Asia6参加学生に加え、本学の多文化共修活動参加学生、さらに韓国教員大学校からの短期留学生を含む計31名の日本人・外国人大学院生が参加しました。訪問を通じて、日本の後期中等教育への理解を深めるとともに、各国が抱える教育課題の共通点や取り組みを共有し、今後の国際連携のさらなる発展を目指しました。

【授業参加と交流を通じて広がる学び】
当日は、学校概要の説明と施設見学の後、参加学生は第1学年の2つのクラスの英語の授業に2コマ連続で参加しました。授業後にはグループごとに生徒と昼食を共にし、午後には学校の先生方との質疑応答を通して活発な議論が行われました。

●日本の高校生活を英語で紹介
1コマ目の授業では、参加学生が高校生の小グループに1名ずつ加わり、生徒が英語で発表する「日本の高校生活」について耳を傾けました。特に外国人学生にとっては、アニメなどを通して親しんできた日本の学校文化(制服、部活動、弁当、修学旅行など)を、実際の高校生から直接聞ける貴重な機会となり、高い関心が寄せられました。
発表後は、外国人学生が自国の学校生活や教育制度を紹介し、生徒との相互理解が深まる交流が見られました。高校生にとっても、アジア各国の教育環境との比較を通して新たな視点を得る貴重な学びの場となりました。

●プラスチック汚染をテーマにした英語ディベート
2コマ目の授業では、近年、地球規模で深刻化しているプラスチック汚染を主題とし、「校内でペットボトルの販売を禁止すべきか」をテーマに英語によるディベートが各グループで行われました。生徒たちは賛成・反対の立場に分かれ議論を重ね、最終的には具体的なアクションプランの提案を目指しました。
当初は英語での議論に緊張を見せていた高校生も、次第に英語への抵抗が薄れ、気づけば議論そのものに熱中している姿が印象的でした。また、日本人学生は、高校生と外国人留学生の橋渡し役として適宜サポートする様子も見られました。
このように、国籍、言語、立場、年齢を越えて地球規模課題に向き合い、意見を交わしながら目的意識を共有する経験は、まさに多文化理解を深める貴重な契機となりました。

●教員との質疑応答
校長先生および英語科の先生教員から学校についての説明をいただいた後、学生から日本の高校教育の現状と課題に関する様々な質問が出されました。先生方はそれら1つひとつにとても丁寧に答えてくださり、参加学生たちの日本の後期中等教育に関する理解が深まりました。
今年で3回目の訪問となりましたが、回を重ねるごとに、より実りある機会となっていることを実感しております。留学生からも、藤代高校訪問での学びが大変有意義であったとの声が数多く寄せられました。温かくお迎えくださった藤代高校の教職員の皆様、生徒の皆様に心より御礼申し上げます。

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