プログラムの概要

本プログラムでは、大学院博士課程(前期・後期)の学生を対象に、1 各学生が地球規模課題を選定して交流先大学を訪問し、2 訪問先の教員の指導のもとで実験・フィールドワーク・インタビュー等の研究方法によって探究して交流しあい、3 その知見を課題解決のための教育政策へ繋げるための学際的・国際的協働の研究交流活動を行う。

研究交流活動

本プログラムは大学院博士前期・後期課程学生を対象とし、どちらの在籍学生も履修できる Certificate Program として開始する。

本プログラムは、第1ステージ、第2ステージ、第3ステージの3段階で構成され、第1ステージと第3ステージは参加者全員に共通に履修する内容とし、第2ステージは、学生自身の専門分野により、異なる内容として、交流プログラムA交流プログラムB交流プログラムCの中から学生が選択する。Aは教育学をコアとするプログラム、Bは環境科学をコアとするプログラム、Cは物質・材料科学をコアとするプログラムである。学生のメンター教員は各パートナー校のメンター教員と連絡をとりあいながら学生の履修指導及び研究指導とプログラムの運営にあたる。

交流プログラムのイメージ図

英語の図はこちら/中国語の図はこちら/韓国語の図はこちら

第1ステージ
選択科目群のうちの2単位を履修する。
第2ステージ
選択科目群のうちの最低3単位以上を履修するとともに、学生はパートナー校で正規に開設されている授業科目を選択して履修し、単位認定を受けることができることとする(単位の相互認定)。「課題解決特別演習」は派遣先のパートナー校でのフィールドワークを含む内容で、3つの交流プログラムごとに異なる特色をもつ内容とする。
第3ステージ
集大成として国際学生カンファレンスを開催する。

このプログラムの実施過程で、各パートナー校との連絡調整に基づいて進め、将来的には学位プログラム単位でダブルディグリープログラムの開設をめざす。

養成する人材像

  1. アジア各国の歴史・文化・価値観・自然・産業・社会的文脈などの違いを理解したうえで地球規模課題の解決に向けて多様な人々と協働して教育政策を立案することのできる人材(国際機関、各国の政府等)
  2. 自身が専門とする研究分野の知見と研究方法をもとに、当事国・地域の固有の特徴を踏まえながら地球規模課題の本質と構造を解き明かすことができる、国際的に活躍する人材(大学や研究機関の研究者)
  3. 異文化理解の姿勢と広い視野及び深い洞察力をもって地球規模課題の解決に必要な学術的知見を整理し、教育の制度とカリキュラムの改革に結びつく政策を学術的に考察することのできる人材(大学、国際研究機関、各国政府のシンクタンクの教育学研究者)
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